『読んだら忘れない読書術』読了
樺沢紫苑(かばさわしおん)さんの『読んだら忘れない読書術』を読みましたので感想とかメモなど。
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2015/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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特に印象に残ったのが第5章と第6章です。
第5章の読書のポートフォリオを作るという考え方は、
ノウハウ本だけでなく教養も学んだほうがいいんだろうなーという自分の漠然とした思いを見事に表していました。
考えを知ってからは並行して読書する本の管理として
Evernoteに短期投資・中期投資・長期投資でリストを作って管理するようになりました。
超短期投資については日頃のニュースチェックでカバーしていると思うので特に読書しようとは思ってません。
第6章はKindleでの読み方について目から鱗が落ちました。 自分は今までハイライトするにしても知らない単語をチェックする程度でしたが、 ハイライトした箇所を見返すという習慣をつけました。 本で覚えたい箇所や要約している箇所をハイライトし、 寝る前に見返すことで本の内容を記憶する効率が確実に上がった実感が有ります。
第2章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本
記憶に残る読書術
- 最初のインプットから1週間以内に3,4回アウトプットする
- 脳が重要な情報と判断する基準は、何度も利用される情報と心が動いた出来事
- 4つのアウトプットで記憶を残す
- 本を読みながら、メモを取る、マーカーでラインを引く
- 本の内容を人に話す。本を人に勧める
- 本の感想や気付き、名言をSNSでシェアする
- 書評やレビューを書く
- 本を読んだの定義
- 内容を説明できること
- 内容について議論できること
- 本を汚く読む
- 脳科学的に「字を読む作業」「手にペンを持って線を引く作業」「文字を書き込む」のは別領域で行われている
- 具体的にどこがためになったのか、本の内容を要約しながら、相手に伝える
第3章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術2つのキーワード
- アウトプット
- スキマ時間
で読む
スキマ時間読書術
- 制限時間を決めると集中力がアップし、脳が高いパフォーマンスを発揮する
- 集中力ははじめと終わりで特に強くなる。心理学で初頭努力と終末努力という
- 60分通すより15分のほそ切れにすると良い。5分の初頭努力と終末努力。
- 高い集中力を維持できるのは15分。普通の集中力なら45分。休憩をはさんで90分も可能。
第4章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実戦編
- 本を読み始める前にゴールと読み方を決める
- 人間の脳は、自分の能力よりも少し難しい課題に取り組んでいる時に最も活性化する
第5章 本の洗濯術
- セレンディピティ Serendipity を高めておく
- 読書のポートフォリオを作る 分散投資読書術
- 超短期投資 ネット情報、新聞、週刊誌
- 短期投資 ノウハウ本 今すぐ活用できるノウハウ
- 中期投資 仕事術、勉強術についての本 働き方や勉強法
- 長期投資 思想、哲学、生き方についての本
第6章 電子書籍読書術
- Kindle活用 本を読み終わった後に、ハイライト部分だけを1分ほどで読み返す
以上